考え続ける未熟な大人
「早く大人になりなさい」
私は高校生の頃、親にそう言われたことを今でも時々思い出しては考えたりします。
皆さんは大人になるという事というのはどういうことだと思いますか?
答えなどないかもしれませんが、今一度考えてみてください。
一口に「大人になる」といってもどういったことが大人なのかわからないですよね。
子供ができたときに大人になるのか、成人を迎えたときに大人になるのか。
私が高校生の時はみんなして、「早く働きたい」「自由になりたい」と言っていました。私もその中の一人でした。
でも、いざ働いてみたら経済的な自由が少し手に入っただけで、二か月も経たないうちに、「高校生に戻りたい」に変わりました。
そこがこれから大人になることを実感した瞬間でした。
周りの大人たちを見れば、無いものねだりばかりで、「あの時に戻りたい」だとか「こんな夢があった」だとか口を開けば、過去のことばかりです。
「こんな大人にはなりたくない」とは思いながらも、現実をたくさん目の当たりにしてそういう大人になっていくのでしょうか。
「子供のままでいたい」はわがままになって「大人になりたい」といえば贅沢だと言われる。私はまだその間にいる「未完成な大人」
難しいですよね。私の考えすぎでしょうか笑
それでもきっと皆いつかは大人になっていくのでしょう。そうゆう風に割り切って考えたら、少し不安です。
きっと誰しも少なからず不安を抱えているのでしょうが、大人になれば夢も風化し、周りに合わせなくいけなくなって、なりたい自分になれないものでしょうか。
理想の生活、それ以上のものは手放さなければいけなくなって、結局理想は理想で終わるのでしょうか。
きっとこれを見てくださる方々は私より全然年上の方々でしょう。
自分の人生と他人の人生を比べる気はありませんし、皆さんもきっといろいろな波にもまれたと思います。
そして今になってみて、「あの時こうしておけばよかったな」と思うばかりの人生だったか、「今が一番!」と胸を張って言えるような人生だったか。どちらでしょうか?
私はやはり、後者の人間になりたいです。
大人になってからも生き生きとしている人ってかっこいいですよね。
だから後悔のないようにというか、いつ死んでも笑えるように、精一杯じゃないかもしれないけれど、何かを終わらせてから一日一日を過ごしています。(今の私はこのブログがそれです)
どんな大人も正解も不正解もきっとなくて、理想や夢も現実から離れていくか近づいていくかいていくか、そしてどんな大人になるかはこの迷いのある期間に決まるもの。そう思う私はまだまだ未熟です。
でもこれからも考えることは終わらない問題であると私は思います。
今回はただの自己満ブログみたいな形になってしまいましたが、一緒に考えて楽しんでいただけたでしょうか?
まだまだ青臭いくてぎこちない内容や文しか書けない私ですが、これからこういったことをブログに書いたりすると思うのでよろしくお願いいたします!