媚びと愛嬌
こんにちは!フレックスです。
今日は最近感じたちょっとしたことを、自分なりにまとめていきたいと思います。
題名にも書いてあるように媚びと愛嬌の違いをふと考えていました。
最初は、言い方がいいか悪いかの違いだけの話かなと思ったらどうやら違うようです。
まず媚びるとは。
1 他人に気に入られるような態度をとる。機嫌をとる。へつらう。「権力者に―・びる」「観客に―・びる演技」
2 女が男の気を引こうとしてなまめかしい態度や表情をする。「―・びるような目つき」
(Goo辞書から参照)
次に、愛嬌とは。
1 にこやかで、かわいらしいこと。「―のある娘」「口もとに―がある」
2 ひょうきんで、憎めない表情・しぐさ。「―たっぷりに話す」
3 相手を喜ばせるような言葉・振る舞い。「―をふりまく」
4 (多く「御愛嬌」の形で)座に興を添えるもの。ちょっとしたサービス。座興。「ご―に一差し舞う」「これもご―。へたな歌でも一曲」
(Goo辞書から参照)
一見同じような言葉なのかなと思っても、実は全然違ったりするんですよね。
ではなぜこんなことを思ったのかというと、先日、知り合いの年配の方に「あんたは愛嬌があってホントに素直でいい子だね~」と続けて、「それにくらべてあいつは、空っぽの言葉で媚び売って、大人をなめてる」とおっしゃっていました。
その比べられた対象の相手は私と同い年で、年配の方にとっては私も含め、まだ二十歳を過ぎたばかりのガキんちょとして接されています。
そこで私は、私とその相手との扱いの違いを知り、媚びと愛嬌の違いって何だろう?と思い始めたのがきっかけです。
もちろん私自身そんな事で比べて欲しくも無ければ、優越感に浸ることももちろんありませんし、その年配の方も節度はしっかりしていらっしゃるので、あからさまにその本人の前で態度を変えたりはしません。
ただ、人間性とはホントに難しいものだと感じました。
いつ人間性が確立するのかは本人の気づきや、学びの中にあると思うし、遅い早いはあれど、その本人がよかれと思った行動(ここでは媚びを売ることに置き換える)で有ればあるほどきっとそれを続けてしまうと思います。
周りにも沢山気づかせてくれる人がいたとしても、結局変わろうとするかしないかは自分次第ですし、周りの人たちの伝え方にも影響は出るでしょう。
そして、私はと言うと、逆に空っぽの言葉というのを余り使ったことも無ければ、媚びを売るという行為も好きではありません。
決して、自分はそうじゃないと鼻高々に言ってるわけでは無くて、熱くなりすぎてしまい重い言葉や、言わなくてもいいような言葉をつい言ってしまったりして傷つけてしまったり、媚びを売るまではいかなくても、気の利かない場面があったりします。
だから、目上の人に好かれるような最低限の愛嬌があったとしても、同い年の方や、自身の弟に対しては結構嫌われ役に回ることが多いです(..;)
私には媚びを売ることや、愛嬌を振りまくということに偏見はありませんが、目的のためには多少必要かもしれないけど、そればかりに気を取られていては、本当の自分を知ってもらうことや、相手の気持ちを考えることは到底できないと思います。
媚びは売りつくすのでなく、ほんの少しだけたまに程度で。愛嬌は振りまくのでなく、ただ相手に対して誠意と敬意をもって接すること。
そうすれば、本当の意味で愛嬌のある人になれると言えるでしょう。
わたくしもまだまだ未熟ではありますがこれからも大事にしていこうと思えた日でした。