フレックス

彩る毎日!

宝物は「ルーキーズ」

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こんにちは!フレックスです。

今日は私自身の思い出のドラマ、「ルーキーズ」に基づいた青春のお話を少し、しようかなと思います。

ルーキーズといえば私が思い浮かぶのはドラマしかないのですが、(平成生まれなので笑)ちゃんと原作があるんですよね。森田まさのりさん作「ルーキーズ」。その他の名作といえば「ろくでなしブルース」でしょうか。(あんまり知らないので他にも名作があったらすいません)

突然ですが皆さんは、どんな青春を過ごしてきましたか?

私は平成生まれ、これを見ている方は昭和生まれの方がほとんどだと思います。(違ったらほんとにすいません笑)

私の周りの大人の方の話を聞くと、「昔はよくアンパンやった」とか、「喫茶店でタバコが学生服で吸えた」とか「ゲーセンでよくケンカした」など、今では考えられないような話がバンバンでてきます。

もちろん私はそんな時代を生きてきてないので話を聞くたび、「すごいなあ」とか「派手だな」とか、今のあたりまえとその当時のあたりまえを比べると、面白かったりします。

ルーキーズもその一つなのですが、初放送当時は私が小学生だったので、「けんかして野球してるなあ」程度にしか思いませんでした。

でもまた最近見たくなってしまって見てみたら、その時にはわからなかったこと、そして自分も青春を通り越してみて重ねて思ったことが、たくさんありました。

小学生の時はもちろん、友情とか感情とかよくわかんないものです。今だからそういったものを大事にするようになったけど、なんで泣いているのだろうか、なんで怒っているのだろうか、そんなこと考えることもなく、親と一緒に見ていました。

今見て思うと、喧嘩の理由も、様々なネックのや苦労の数々も、このドラマ(漫画)の主人公にとって青春の1ページであり、宝物といえる思い出のワンシーンなんだなと思います。

もちろんフィクションであるので、ありえない話であり美化した物語ではあります。

ただ、それを見るだけで、今から青春を刻む子たちにとっては、期待に胸を膨らませる要因になったり、夢を見させてくれたり、いい思い出としてそれもまた、青春のひとかけらになるであるだろうし、青春を終えた人にとっては、忘れかけたの夢の続きを取り戻せる時間となったり、ルーキーズも原作は古いので、自分の青春を思い出せたりと、また次の青春につながっていくのかと思います。

どんなドラマでもそうです。ただ私にとってルーキーズが一番身近な青春ドラマだったので今日は書きました。

本音の伝え方を知らない若者、でも今の時代その本音すら伝えようとはしない子が多いでしょう。殴り合いしか能のなかった生徒たちが一人の先生によって大人になっていく素直さ。それも殴り合いを知らない私たちにとっては痛々しくありつつも、学ぶべき痛みで、それを経て素直に生きていけるのではないかと感じます。

「最近の若者は」とかよく言われる世の中。それも時代の流れなので仕方のないことです。今の時代が正しいとか正しくないとか、そんなことわかる日など一生ないことでしょう。

ただ、その人その人にとっての青春だけは決して奪っていいものではないだろうし、けなしてもいけないと思います。

自分には自分だけの青春があり、そのひとにはその人の青春があり、みんながみんな胸を張れる宝物なのですから、比べることなく大切にしまっていてほしいです。

また思い出に浸れるようなことに出会えた暁には、その日の夜、眠る前に思い出してみてください。大切にしまってある宝物の存在を。

それが皆さんの「ルーキーズ」です。